認定調査は特記事項が大事!しっかりと聞き取りに答えて適した認定を

介護のお話し
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こんにちは、かずです。

先日は、介護保険の申請の流れをご紹介しました。

その流れの中で認定調査をご紹介しましたが、この認定調査が介護保険の申請後に一番と言っても良い程、大事な内容となっています。この認定調査の結果次第によっては、大きく要介護度が変わってしまいますので、これからの介護生活が大変になってしまう事も考えられます。

また、要支援・要介護によっても、ケアプランを作成する担当者が違ったり、介護保険料の使用を出来る上限も変わってしまう事もあります。そのため、何も考えずに認定調査を受けて、後からこんなハズではなかったと思ってしまうかもしれません。後から後悔しないためにも、認定調査の注意点を少しでも知っておきましょう。

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認定調査

認定調査とは

認定調査とは、介護保険の一次判定に用いられる資料です。自宅や施設や病院に訪問をし、ご本人やご家族に聞き取りや動作の確認を行い、心身の状態等を全国共通の調査票を使用し調査員が調査を行います。

注意点

1、聞き取りをする項目は決まっている

認定調査時に聞き取りをする項目は、全国共通の調査票を使用していることもあり共通です。しかし、聞き取りを行う項目の順番や聞き取り取り方は調査員によって違う場合もあります。そのため、知らないうちに調査項目の聞き取りが終わっている事もあります。

例えば歩行状態の確認でも、訪問時にご本人自ら玄関に出迎えてくださった場合に、その時の調査員が出迎えてくださった様子を見てそれを歩行状態の確認調査として行うことあります。

認定調査の項目数は、第1群である身体機能・起居動作の13項目、第2郡である生活機能12項目、第3郡である認知機能9項目、第4郡である精神・行動障害15項目、第5郡である社会生活の適応、その他の過去14日間に受けた特別な医療12項目となっており、すべての調査項目は79項目となっています。そして、これらの項目の判定方法も決まっています。

2、調査の判定は頻度で決まる

認定調査の判定を決めるにあたり大事な事は、起こっている事に対する頻度です。

例えば、普段は一人で歩いていても体調が悪い日が週に1回程度あり、その時のみ手を引いたり身体を支えたりをする介護があったとしても、週7日のうちの1回程度ですので、介護をしない日が多く必要としない事がの方が多いため、介護がある日があっても一人で歩いていると判別されます。

また、認定調査時にご本人が普段は出来ていないのに自身の悪い所を見せるのは恥ずかしいからと頑張ってしまい、要介護認定が軽く出てしまう事があります。自尊心が強い人程その傾向があり、調査時には問題はなくても、同席をされている人がいましたら、普段の様子を伝えて修正をする事が大切です。ご年配の方ではなくても、出来ない自分を他人に伝えるのは、耐え難いものもありますので、ご本人がいない所で普段の様子を伝える等の配慮を行いましょう。

3、調査項目で判別が難しい内容は特記事項に記入

認定調査は、項目にチェックを入れる方式ですが、判別が難しい場合もあります。そういった際には、その内容を文章で備考欄に特記事項として記載をし、介護保険審査会で検討をしてもらいます。

認定調査ではこの特記事項が大事とも言われており、もし気になる事があり話しておきたい事がありましたら、その内容を認定調査員にお伝えをしましょう。

4、困っていることがあるけど項目で聞かれなかった

認定調査の聞き取りをする項目は決まっていますが、すべての介護に調査項目で対応出来ているとは言い切れません。そのため、実際に介護をしていて困っていても、聞き取りをされないれない内容もあります。もし、そう思う内容がありましたら、取り合えず調査員に伝えてみる方が良いでしょう。

5、要介護認定は介護にかかる時間等で決まる

時折、他の人と比べてあの人の要介護度認定がおかしい、あの人があの要介護度だと私はもっと高くなるはず等思われる人もいると思います。しかし、あくまでその人にかかる介護の時間等が認定結果となりますので、他の人と比べても思っている結果と違う結果になる場合もあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。認定調査の調査項目は決まっており、その結果を元に介護認定に活かされます。そのため、認定調査時の聞き取り時にきちんと伝えれなければ、これからの生活に困ってしまう認定結果になってしまうこともあるかもしれません。そのような結果にならないよう、事前に準備をして認定調査を受けましょう。

みなさんのお役に立ちましたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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