介護保険のサービスを利用しよう!どんな種類があるの!?

介護のお話し
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こんにちは、かずです。

前回は介護保険の申請の流れや認定調査の注意することなどをご紹介をしてきましたが、みなさんは介護保険のサービスでどのようなものがあるかご存じですか?

介護保険のサービスも大きく分けて、在宅サービス(自宅)施設サービスに分かれている事は、案外知られていないと思います。それはそうですよね。家族や知り合いの他自分自身が介護を必要とする頃までは、介護と関わりがある仕事をしている人以外は、知らなくても当然かもしれません。

しかし、いつかは介護と関わりを持つ日が来ます。その時までに少しでも知っておいた方が焦ることも少なく安心です。

今回は、その介護保険サービスの在宅サービスの一部をご紹介したいと思います。

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介護保険のサービス

訪問介護(ホームヘルプ)

訪問介護は大きく分けて生活援助と身体介護の2種類あります。生活援助は訪問介護者が掃除や買い物などを行ってもらうサービスで、身体介護は入浴介助やおむつ交換など身体に触れて介助をするサービスです。掃除は掃除でも「一緒に」掃除を行ったり、「一緒に」料理等を行いますと生活援助ではなく、身体介護になります。

訪問入浴

入浴車で介護職員と看護職員が自宅を訪問をして入浴をするサービスです。デイサービス等に通いたくない人や自宅で入浴の介助をする人だけでは大変で入浴が出来ない人等に向いているサービスです。

デイサービス

デイサービスは通所介護という別の呼び方があります。福祉や介護の世界には同じ意味なのに何故か複数の名前がある事が多く、ケアマネージャーは介護支援専門員、ホームヘルパーは訪問介護、デイケアは通所リハビリといった具合に呼び名が違いますが、その違う意味を答えられる人は殆どいません。

通うデイサービスを決めようとする時に、どこにあるかも分からないし、よく分からないからと適当に通うデイサービスを決めてしまいますと、自分に合わない所ではすぐに通うのを止めてしまう場合が多いです。みなさんも自分に合わない、向いていないと思う事は続かないですよね?その様になってしまいますと、せっかくデイサービス行く気になっているのに、とても勿体ない事だと思います。きちんと自分に合った所を選びましょう

デイサービスは、食事や入浴などの日常生活上の支援や介護を行い日帰りを基本としています。最近のデイサービスは、昔と変わって来ており、運動を売りにしていたり、自分達でその日のスケジュールを決めたりするような個性的な施設も増えてきています

デイサービスを大きく分けると、一日型と半日型があります。一日型は8時30~15時30分まで、半日型は8時30分~12時30、13時30分~17時30分までなど午前と午後の部に分かれていたりします。そして半日型は、昼食がなかったり入浴がなかったりする場合もあります。

自宅で入浴をしておりデイサービスで入浴をしたくない人は、入浴をしなくても問題ありません。その場合は入浴の料金はかかりません。また、送迎も施設で行わずに自分達で行うのであれば、送迎費用は利用料金から引かれます。

地域密着型通所介護

原則として、住所地の市区町村のサービスのみとなっており、他市区町村の方は利用できません。そのため、評判が良いから隣町の地域密着型通所介護を利用したいと考えても原則として利用をする事は出来ません。

地域密着型通所介護は、利用の出来る定員数を18人以下の小規模な通所介護事業者で、日常生活上の支援や介護、機能訓練等のサービスを受ける事が出来ます。

一般のデイサービスと比べ、少人数の利用者数ですので、ゆっくり過ごしたい人や大人数が苦手な人が向いているサービスと言えます。

認知症対応型通所介護

認知症の人に特化した通所介護で、日常生活上の支援や介護、機能訓練を受ける事が出来ます。こちらも地域密着型サービスの一つですので、他市町村の方は原則利用をする事は出来ません。

認知症の人に特化しているデイサービスですので、利用ができる人も認知症の人が対象となっています。利用料金も要介護度によっても違いますが、一般のデイサービスと比べ利用料金が高い傾向があります。

デイケア

別の呼び方で、通所リハビリと呼ばれており、デイサービスのように食事や入浴などの日常生活上の支援や介護、生活行為向上のためのリハビリテーションを受ける事が出来ます。リハビリを行う専門職もおりデイサービスと比べ、より専門的な運動を行う事が出来ます。

デイケアにも一日型と半日型があり、半日型は入浴や食事がない事が多いです。そして利用料金もデイサービスよりも高い傾向があります。

訪問リハビリ

作業療法士(OT)、理学療法士(PT)、言語聴覚士(ST)などが、医師が必要と認めた場合、自宅を訪問をしてリハビリを行うサービスです。

訪問看護

医師が必要を認めている疾病などを抱えている利用者の自宅を訪問をして、療養上の世話や診療の補助を受けるサービスです。

居宅療養管理指導

医師、歯科医師、薬剤師、管理栄養士など自宅に訪問してもらい、療養上の管理や指導を受けるサービスです。

短期入所生活介護(ショートステイ)

介護老人福祉施設などに短期間の入所(泊り)をして、日常生活上の支援や介護、機能訓練などを受けるサービスです。

短期入所療養介護(ショートステイ)

介護老人保健施設などに短期入所(泊り)をして、日常生活上の支援や介護、リハビリテーションを受けるサービスです。短期入所生活介護と似ていますが、介護がメインかリハビリがメインかの違いがあります。

福祉用具貸与

電動ベッドや車椅子、手すりや歩行器などの福祉用具をレンタルをするサービスです。

特定福祉用具販売

市役所や区役所などの保険者に申請をし、許可が出た場合に入浴や排泄等で使用をする福祉用具を購入した時に補助を受けれるサービスです。福祉用具には、シャワーチェアやポータブルトイレ等があります。

住宅改修

市役所や区役所などの保険者に申請を行い、許可が出た場合に要介護区分にかかわらず、20万円(利用者負担が1割負担の場合18万円)を上限に、手すりの設置や段差の解消などの住宅改修を行えます。

まとめ

在宅サービスのご紹介はいかがだったでしょうか。

自宅で暮らしていく為のサービスは、このように色々とあります。これらのサービスを組み合わせる事で、ご本人やご家族の介護負担が減ることもありますので、ケアマネージャーや相談員の人に困っている事を相談をしてみる事が大事と言える事でしょう。

みなさんのお役に立ちましたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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